【まとめ】スイスの健康保険制度をわかりやすく解説

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今回は、スイスの健康保険に関する情報をシェアしたいと思います。特に、SWICAという健康保険会社に焦点を当てています。(というのも、わからない質問に全て答えてくれたので、こちらを元に書きますが、おそらく他の保険でも同じかと思います)これからスイスで保険に加入したい方や、SWICAに興味のある方に役立つ内容をまとめました。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

今現在いろいろな保険に質問しているところなので、まだ随時追加していきます。

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スイスの保険システム

スイスでは、Lamal(健康保険)への加入が義務付けられています。子供、学生、フリーランス、会社員など、全ての人が加入しなければなりません。日本のように会社から保険が支給されるシステムではなく、フランスのように国民健康保険+会社の「Mutuelle」的なものもありません。

つまり、自分で保険会社を選んで加入するシステムです。スイスでは、全国一律の健康保険があるわけではないので、加入する保険会社やプランを自分で選び、ベーシックな健康保険をカバーする必要があります。会社から保険が支給されるわけではないので注意が必要です。

また、スイスの健康保険料は収入ではなく、住んでいる地域や年齢によって決まります。高収入者にとっては非常にお得なシステムかなと思います。低収入で保険を払えないという方には、州によって補助があるようなので、必要であればご確認ください。選ぶプランによっても、月々の保険料を安く抑えることができるので、自分のライフスタイルに合った保険を選ぶことが大切です。

以下の保険が人気です

  • Helsana
  • Assura
  • SWICA
  • CSS

免責金額と自己負担金

健康保険は、年間自己負担額(免責金額)を自分で選べます。例えば、300フラン〜2500フランまでの範囲で、年に支払う自己負担額を設定します。医療費が発生した場合、その金額までは自己負担となり、自己負担額を超える部分に関しては、保険が90%をカバーしてくれます。

例えば、自己負担額を300フランに設定した場合、300フランを超えた後からは、自己負担10%、保険カバー90%となります。

健康な方や病院にあまり行かない方は、自己負担額を高く設定(例えば2500フラン)することで、月額保険料を抑えることができます。逆に、病院に頻繁に通う方は、自己負担額を低く(例えば300フラン)設定して、少し高めの月額保険料で安心して医療サービスを受けることができます。

健康保険は何をカバーしてくれるの?

健康保険がどこまでカバーしてくれるのか気になりますよね。ここでは、SWICAのFAVORIT SANTEという基本プランを元に、具体的なカバー内容をご紹介します。

かかりつけ医

まず、SWICAではSANTEパートナーという医療機関を選び、そこのかかりつけ医に相談する必要があります。病院に行く際は、必ずまずこの医療機関での相談が必要です。そこで必要な治療(レントゲンなど)を処方してもらえます。

もしさらに専門的な治療が必要になった場合、そのSANTEパートナーが専門医や病院への紹介状を出してくれます。

歯科ケア

FAVORIT SANTE基本保険では、歯科ケアはカバーされていません。歯科治療を受けるためには、オプションで追加の歯科保険を契約する必要があります。これにより、予算内で歯の健康を守る治療が可能になります。

眼科

眼科の診察も、FAVORIT SANTEの基本保険ではカバーされています。眼科医への予約は直接行うことができます。

例えば、年間免責額をCHF 300に設定した場合、これを超えた医療費に対して、保険が90%をカバーします。その後、自己負担額が残りの10%となります。

出産

出産に関しては、SWICAの基本保険でカバーされます。産前産後のサービスは自己負担なしで提供され、妊娠13週目から出産後8週目までが対象です。さらに、COMPLETA TOPやCOMPLETA PRAEVENTAなどの補完的なプランでは、出産準備、サポート、アフターケアに対する追加の給付が提供されます。

まとめ

スイスでの健康保険加入は少し複雑ですが、自分に合ったプランを選ぶことで、安心して生活を送ることができます。今回はSWICAのFAVORIT SANTEプランを中心に、紹介しましたが、他の健康保険も似たようなプランがあるので、スイスで健康保険を選ぶ際に迷ったり、疑問点があれば、ぜひ保険会社の公式サイトやカスタマーサポートをチェックしてみてくださいね!

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