フランスで電動スクーターや自転車に乗る際の注意点を紹介します。こちらのサイトを参考にしています。
電動スクーターの走行ルール(市街地内)
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自転車専用レーンがある場合は、そこを走行しなければなりません。
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自転車専用レーンがない場合は、以下の場所を走行できます:
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最高速度が50 km/hの道路
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歩行者専用エリア(時速6 km以下のゆっくりした速度で、歩行者の邪魔をしないこと)
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歩道での走行は禁止ですが、市長が許可した場合は時速6 km以下で歩行者の邪魔をしない速度で走行可能です。
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歩道への駐車は歩行者の妨げにならなければ可能ですが、市長が禁止することもあります。
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パリでは、シェアリングサービスのスクーターを歩道に駐車することは禁じられており、違反すると49ユーロの罰金とレッカー代がかかります。
その他の注意点
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私有地(個人の敷地内や私道など)での使用も許可されています。
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許可されていない場所で走行すると135ユーロの罰金が科されます。
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電動スクーターを使うには、14歳以上である必要があります。
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最大速度は25 km/hです。
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1台につき1人しか乗れません。複数人乗車は135ユーロの罰金対象です。
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夜間や視界が悪い場合は、反射材を身につける義務があります。
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電動スクーターには以下の装備が必要です:
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ブレーキ
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警笛などの音で知らせる装置
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前後の位置灯
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後方および側面の反射器(ただし、タイヤに反射機能がある場合は側面反射器は不要)
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ヘルメットの着用は義務ではありませんが、安全のため推奨されています。
保険について
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電動スクーターを使うには、自賠責保険(第三者への損害賠償をカバーする保険)に加入する必要があります。
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シェアリングスクーターの場合は、レンタル契約に保険の条件が含まれているか確認しましょう。
🚲 自転車の一般ルール(8歳以上)
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大人用の自転車(電動でも非電動でも)は、そのサイズから「車両」として分類されます。
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したがって、自転車は原則として以下の場所を走行する必要があります:
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車道
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自転車専用道(piste cyclable)がある場合は、そちらを使用
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自転車道の標識が四角いもの(C113型)であれば、「使用は推奨されるが義務ではない」ことを意味します。
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ただし、歩道を通行することは可能ですが、その場合は自転車を押して歩く必要があります。
🪖 ヘルメットの着用義務
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12歳以上ではヘルメットは義務ではありませんが、着用が強く推奨されています。
⚠ その他のルールと罰則
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自転車には特定の装備(例:ライト、反射材、ベルなど)が義務付けられています。
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違反行為(例:不適切な駐輪、走行中のスマートフォン使用など)を行った場合、罰金の対象となります。
🚲【8歳未満の子ども】の自転車利用に関するルール
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8歳未満の子どもが乗る小型の自転車は、法律上「車両」とは見なされません。
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このため、子どもは「歩行者」として扱われ、歩道を通行することが許可されています。
✅ 歩行者として守るべきルール
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歩行者用の信号(赤・青など)を守らなければなりません。
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50メートル以内に横断歩道がある場合は、必ずそこを通らなければなりません。
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走行速度は、時速6km以下の「ゆっくりとした速度」に抑える必要があります。
🪖 ヘルメットの着用義務
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ヘルメットの着用は義務です。
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これに違反した場合は、以下の罰則が適用されます:
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最大750ユーロの罰金が科される可能性があります。
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通常は、135ユーロの定額罰金が科されます。
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⚠ 違反時のペナルティ
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子どもが歩道以外を走行した場合(ただし、歩道が通行不能なほど破損している場合を除く)には、4ユーロの反則金が科されます。
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また、信号を無視した場合にも、同様に4ユーロの反則金の対象となります。
おまけ
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治安情報
フランス旅行では、スリとの遭遇が頻繁に起こる可能性があります。
万が一に備えていくつかの基本的な対策を取ることが重要です。
- 海外旅行保険付帯のクレジットカードを利用する。
- 現金は最小限で、基本的にはクレジットカードでの支払い。
- 安全面を重視して、良質なホテル、治安の良い地区を選ぶことが重要である。
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