国際結婚をしていると、日本の戸籍謄本にも外国人パートナーの名前が載りますよね。今回は、結婚とは別に、パートナーが母国で名前を変更した場合の手続きについてご紹介します。かなりレアケースですが、同じ状況の方には参考になるはずです。
外国人配偶者の戸籍謄本氏名変更とは
外国人配偶者が母国で改名すると、パスポートや公的書類も新しい名前になります。日本の戸籍謄本に記載されている名前も、それに合わせて変更しないと書類の整合性が取れません。そこで申出書を市役所に提出します。
そこで日本の戸籍謄本の変更方法を以下から紹介します。
必要書類
海外在住でも手続きは可能ですが、市役所への提出は日本人が代理で行う必要があります。私は日本にいないため、母に代理人をお願いしました。
用意した書類は以下の通りです。
- 証明書原本(改名を証明する書類)と日本語訳
- 証明書に名前の移り変わりがはっきり書かれていない場合は、経緯がわかる補足書類も必要。
- パスポートのコピー(新しい氏名のもの)
- 申出書(市役所で配布、日本人配偶者が記入)
- 証明書の日本語訳(日本人配偶者本人が訳してOK)
手続きの流れ
こちらは海外在住の場合の流れです。
- 日本在住の家族が市役所で申出書をもらう
- 申出書を海外の自分に送ってもらう
- 自分で申出書を記入
- 証明書原本、日本語訳、パスポートコピー、申出書を家族に送る
- 家族が市役所に提出
ポイントと注意点
- 代理人は日本人である必要あり
- 日本語訳は必ず添付(翻訳者の資格は不要)
- 証明書の記載が不十分な場合、追加書類を求められることも