国際結婚をして、これから日本で一緒に生活をスタートしたい!そんなときに必要になるのが「配偶者ビザ」です。
ここでは、海外に住んでいる国際結婚カップルが 日本の配偶者ビザを取得する手続きの流れ をまとめてみました。私自身の体験をベースにしていますので、これから準備する方の参考になればうれしいです。
手続きの大まかな流れ
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在留資格認定証明書(COE)の申請・取得
まずは日本で生活するための「在留資格認定証明書」を入国管理局に申請します。
→ 発行までの目安は 約2か月半〜3か月。 -
日本大使館で入国ビザを申請
COEが届いたら、最寄りの日本大使館・総領事館に持参して入国ビザを発行してもらいます。 -
日本に入国
COEと入国ビザを持って日本に入国。入国審査で在留カードが交付されます。
必要書類
配偶者ビザの申請では、海外にいる申請人が準備する書類と、日本にいる代理人が準備する書類に分かれます。
申請人(海外在住の配偶者)が用意して日本に送るもの
- 写真(縦4cm×横3cm)
- 結婚証明書(国によって名称は異なる)
例:フランスの場合は Livret de famille。二人の名前と入籍日が記載されていればOK。 - 結婚証明書の翻訳文
- 質問書(1通)
- スナップ写真(加工NG、2~3枚)
- SNS記録
- 通話記録
- 預金証明
- 仕事関係書類
すでに内定がある場合は採用通知書、まだ決まっていない場合はその旨を説明した文書
日本で代理人(今回は母)が準備するもの
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 日本人配偶者の戸籍謄本(全部事項証明書) 1通
- 身元保証書 1通
※今回は、日本人配偶者が海外在住なので母が代行 - 住民票の写し 1通
※こちらも母のものを使用 - 母の課税証明書 1通
- 母の戸籍謄本(身分証明のため)
- 返信用封筒(定形封筒に宛先を書き、簡易書留用の切手を貼ったもの) 1通
手続きのポイント
- 入国管理局はどこの管轄でも申請可能。空港もどこを利用しても大丈夫とのこと。
- 書類はすべて発行から3か月以内のものを提出する必要があります。
- 審査では「結婚の真実性」を重視されるので、写真やSNSの記録などもきちんと準備するのがおすすめです。
まとめ
海外に住んでいる状態で配偶者ビザを取得するには、まず日本で在留資格認定証明書を代理人が申請する必要があります。書類も多くて大変ですが、一つずつ準備していけば大丈夫。
情報も随時更新していきます。これから手続きされる方の参考になればうれしいです!