海外から日本にペットを連れて帰国する場合、通常は「180日間の待機期間」をクリアする必要があります。しかし、さまざまな事情で待機期間が確保できない場合は、係留施設での預かりという方法があります。
今回は私自身が調べ、動物検疫所に相談してわかったことを詳しくまとめました。これから帰国を予定している方の参考になれば幸いです。

無事入国もできましたら、体験談も追加していきます。
詳しい帰国手順については、こちらの記事にまとめています👇
通常のペット帰国手続きの流れ
ざっくりとした流れは以下の通りです。
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マイクロチップ装着
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狂犬病ワクチン1回目接種
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30日以上あけて狂犬病ワクチン2回目接種
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狂犬病抗体検査(2回目ワクチンと同日でも可)
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採血日から180日間の待機
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帰国40日前までにNACCSで届出
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帰国10日前以降に最終チェック(Form RE・ACなど)
基本的にはこの「180日間の待機期間」をクリアする必要があります。
ただし、何らかの理由でこの待機期間が確保できない場合、動物検疫所と相談の上、不足分を係留施設で過ごすという方法があります。
使ったカバン
まずは動物検疫所へ相談
係留施設を利用する場合、事前相談は必須です。予約なども必要になるため、航空券を取る前に必ず連絡しましょう。
電話やメールで相談しましたが、とても丁寧に対応していただけました。
動物検疫所から説明された係留施設のポイント
海外からペットを日本に帰国させる際、180日間の待機ができない場合は、係留施設で不足分の日数を過ごすことができます。動物検疫所から説明された主な内容は以下の通りです。
1. 係留期間の基本ルール
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180日間の待機で不足する日数を係留施設で過ごす
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日本到着日が変更になる場合は、必ず変更届出書を提出
2. 空港から係留施設までの輸送
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入所日・解放日の両方とも、必ず業者に依頼して輸送
3. 係留中のペットのお世話方法
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自分で通って世話する方法
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規則が非常に厳しく、清掃や服装の指定もあるため現実的には難しい
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ペットホテルや専門業者に委託する方法
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施設の利用自体は無料
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水道・光熱費は後日検疫所より請求される
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4. 係留施設での注意点
- 体調不良でも外には出せない
獣医師を呼んで診察は可能(費用は自己負担) - 消毒や清掃ルールは非常に厳格
- 面会は可能だが予約必須
- ベッドやおもちゃの預け入れ可能(後で返却される)
- ペットフードの持ち込みは制限あり
肉を含むペットフードは日本入国時に持ち込めない(迎えにきてもらう方に持ってきてもらうなども可能)

清掃やお世話の方法、服装の指定、アクセスの不便さなど、すべてを自分で通って世話をするのは正直かなり難しいと感じました。数日間だけでも、アクセスの大変さお世話や清掃ルールの厳しさを考えると現実的ではなく、今回は業者の方にお願いすることにしました。
業者への委託について
成田空港の動物検疫所から紹介された業者に委託しました。案内された料金は以下です。
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お世話:1日 約3,600円
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往復輸送:約4,000円
※料金は変更される可能性があるため、必ず直接確認してください。
業者の世話内容や持ち物
係留所を利用する流れ
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動物検疫所に相談して、係留検査の手続きについて案内を受けます。
(Form AC、狂犬病抗体検査証明書、キャリーの写真などを送ります) -
「動物の係留検査に対する同意書」にサインをして、動物検疫所に送付します。
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係留中の世話を業者に依頼し、予約を行います。委託確認書や持ち物リストなどを記入し送付。
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業者に委託した予約内容を動物検疫所に伝えます。
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「輸入する動物の飼養管理者についての届出書」と「質問票」を記入して、動物検疫所に送付します。
到着後の流れ
到着したら、手荷物受取りエリアの動物検疫所カウンターで輸入検査を行います。
持ち物リスト
- 写真付き身分証明
- 届出受理書
- 狂犬病抗体検査証明書(指定検査施設発行の原本又または写し
) - Form AC
- 輸出検疫証明書(日本からペットと出国したことがある場合)
- 「動物の係留検査に対する同意書」の原本
- 「輸入する動物の飼養管理者についての届出書」の原本
- 「質問票」の原本
まとめ
自分で世話をする場合、清掃や服装ルール、アクセスの不便さを考えると現実的ではありませんでした。短期間でも負担が大きいため、今回は業者に依頼しました。入国後の様子も含め、無事に入国できたら追記していく予定です。必要な方に届くといいなと思います。

