パリのアパート入居・退去対策!移住する人必読!

パリのアパート フランス生活
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外見は美しく、まるで映画に出てくるようなパリのアパート。でも、実際に住んでみると…「あれ?」と思うことがたくさんあります。特に築年数の古い建物が多いフランスでは、日本の感覚でそのまま住んでしまうと、かなりストレスを感じてしまうかも。

今回は、私たちが実際に体験した「パリのアパートあるある」と、これからフランスに移住される方へのアドバイスをまとめました!

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よくあるパリのアパートの問題点

パリのアパート、特に古い建物にありがちな問題をまとめてみました:

  • 水回り問題
  • 電気が古すぎる
  • 壁が薄い
  • 歩いている音が響く

私たちが住んでいるのは、17区や16区といった比較的きれいで治安も良いエリア。家賃はやや高めですが、その分家自体はきれい…なのに、それでも水回りのトラブルや電気の古さはフランスらしさ全開です。

「家具・家電付き」とあっても安心はできません。ソファの質が悪かったり、冷蔵庫が不調だったり、ヒーターが古くて使えなかったり。設備が「ある」ことと「使える」ことは別物です。

大家さんに連絡すれば、業者を手配してくれる(くれない)は大家さんガチャですね。とにかく、大事なのは入居直後に家の状態を記録しておくこと。写真・動画は必ず撮っておいてください。後から「壊したのはあなた」と言われる可能性があるので、本当に重要です。

実際にあったトラブル集

清掃不足

入居前に「業者が掃除した」と言っても、日本基準からすると信じられないレベル。ベッドの下には埃、髪の毛も落ちてたり…。日本のサービスレベルは一旦忘れた方が精神的にラクです。

電気が法律違反

パリのアパートでは、電気のシステムが古すぎて法律違反になっていることもあります。実際に私たちの住んでいたアパートもまさにそれでした。もちろん大家さんに伝えましたが、完全スルー。本来なら、こういった場合は住人側が勝てる案件。でも、フランスではそう簡単に訴えることもできません。

「訴えたら勝てるけど、そこにたどり着くのが大変」…そんな現実に、結局は妥協するしかない場面が多いのが実情です。

下の家に水が漏れる

夜シャワー後、突然ドアがドンドンドン。出てみると下の階の住人が「水が漏れてる!」と。すぐ大家さんに連絡して翌日には業者が来てくれましたが、これは入居した日だったので、費用は大家さん負担。ただ、いったん私たちが立て替えて、次月の家賃から差し引かれる形に。

退去1ヶ月前に、まさかの同じことが。今回はジョイントではなく、私たちのアパートのパイプと下の階の人のパイプから漏れがあったため、大家さんにパイプを修理するように何度も言いましたが、全て無視。退去日にも立ち会いに来なかったので、直接いうこともできませんでした。

ジョイントの劣化

キッチンやお風呂場のジョイントが剥がれかけているのもありがち。業者に頼むか、自分で買ってつける必要があります。私たちは一部自分たちで修理しました。

ヒーターの不具合

ヒーターが古すぎて機能していないという事例も多いです。これも証拠をしっかり残して、大家さんに即連絡。

冷蔵庫の問題

冷凍庫のドアが壊れていて、冷蔵庫全体が凍ってしまう…。動画を撮って報告しました。

コンセント・電気のスイッチ

アパートの家の電気のシステムが古く、使えないコンセントや電気スイッチもありますが、「まぁいいか」という気持ちになってしまう不思議(笑)。

窓のドアが閉まりにくい

外観は美しくても、窓はガタガタ。閉めるのに力が必要だったり、ズレていたりする窓もよくあります。

ドアの鍵が固すぎる

ドアの鍵が固すぎて開け閉めに毎回苦労しました。

入居したらすぐやること

これからフランスに住む予定の方には、以下のことを強くおすすめします!

  1. 入居後すぐ、部屋中をチェック(家電も)

  2. 不具合はすべて動画&写真で記録

  3. すぐに大家さんに送る(証拠も添えて)

  4. 証拠は必ず保存(特に敷金返金されるまで!)

入居して安心する前に、まずやるべきことは部屋中のチェックと証拠の記録。どんなに面倒でも、不具合はすべて写真・動画で残し、すぐに大家さんに伝えることが大切です。敷金が返金されるまで、証拠は絶対に手元に保管しておいてください。信じられるのは「自分」と「証拠」だけ!

大家さんを信用しすぎないで、常に少し戦闘モードでいるくらいがちょうどいい。「自分の身は自分で守る」くらいの心構えが、フランスのアパート生活には必要だと実感しています。

退去時の要注意点

退去時も油断は禁物。大家さんによっては悪質なケースもあります。

たとえば、

  • 立ち会いに来ない

  • 退去後に連絡を無視される

…といったことが実際にあります。私たちも現在、連絡がつかず、内容証明の手紙を送っている状況です。

さらに、家具付きアパートの場合は、法律で「1ヶ月以内に敷金を返金する」義務があります。
それでも返ってこない場合、法的な対処が必要になることもあります。

✔ 退去時も必ず証拠を!

立ち会いの有無に関係なく、部屋の状態を写真・動画でしっかり記録しておくことが超重要です。何か言われてからでは遅いです。退去後のトラブルを防ぐためにも、最後まで「証拠主義」でいきましょう!

まとめ

犬と猫とのフランス生活についての動画をYoutubeで紹介しています。また毎日インスタグラムのほうでフランスでの毎日を投稿していますので、よかったらフォローお願いします。

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