【まとめ】木下大サーカス大阪公演2021年レポート

木下大サーカス 象 ヴィーガン
スポンサーリンク

この記事では、木下大サーカスさんのどうぶつたちについての情報をまとめました。

スポンサーリンク

サーカスのどうぶつたちについて

「動物愛護法に関する弊社木下サーカスの方針について」からいくつか紹介します。

  • 木下サーカスは日本国経済産業省より、国際条約であるワシントン条約のCITES(絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)による許可を得ている
  • 2世代以上飼育されていることが証明可能な動物は、「野生由来」ではなく、サーカスにおいて動物の飼養を許可されている。現在所有されている動物は全て2世代以上飼育されており、「野生由来」の動物ではない。

サーカス等での動物たちは自然界、野生生活を知らない代々施設で生まれ人間と共に生活し育ってきた動物たちである。 家畜でないから野生という単純な分類でなく、野生でなく野性動物として認めて欲しい。 動物が望むことは「食と安全」である。彼らは人間といることで安心感を持ち、適切な食により健康と安全を得ている。 我々は、動物を扱うサーカス関係者の方々には、人との優しい愛情あるふれあいと安全な生活環境を与えて欲しいとお願いしているところである。 引用:「動物愛護法に関する弊社木下サーカスの方針について」

3ヶ月に1回引っ越し!どうぶつたちは?

コンテナで長距離を移動します。3ヶ月に1回の引っ越しは人間でも大変です。長距離をコンテナで移動するどうぶつたちにとっても、ストレスになることは明らかではないでしょうか。 現在、木下大サーカスには以下のどうぶつがいます。

  • しまうま3頭
  • 馬2頭
  • ホワイトライオン5頭
  • ぞう2頭

キリンの「マサイ」は、1988年生まれで約15年間、木下サーカスの興行で使われ、引退してから2016年9月27日に、那須サファリパークへ。約2年後の2018年11月11日に死亡しました。

「キリンはね、伏せができるんですよ。そして首を巻いてコンテナに積むんですが、一時間ごとに高速のサービス・エリアで休憩をとりながらゆっくり移動するんです」 引用:サーカスのキリンは首が長いのにどうやって移動するのか

約15年間、マサイくんは折り畳み式のトラックで長距離を移動していたようです。

どうぶつたちの檻について

檻やコンテナの様子が動画から確認できます。

馬・2名

木下大サーカス 馬

馬に関しては、サーカスのショーに出てきませんでした。ポニーとの写真撮影などもなかったので、なぜポニーがいるのかわかりませんでした。

シマウマ・3名

【サーカスでの芸・4分】

  • みんなで走る→止まってポーズ
  • 火の輪くぐり

【気づき】

  • 特に1名、ショー中も落ち着きがなく動きが早かった
  • 「※後足を蹴る」行動をすることもありストレスを抱えているように見えた
  • 芸も揃っていなかった
  • 床を叩いて音で走らせる

※驚いたり、パニックになっているとき、攻撃手段や防衛手段でもある。また、嫌なものを近寄らせたくない時、後足を蹴り上げて威嚇し防衛するそうです。

象・2名

アジアゾウはワシントン条約(CITES)付属書Iに掲載されている、絶滅危惧種です。商業取引は禁止されているので、サーカスが購入することはできませんが、短期展示目的での貸与であれば、最長6年を限度に日本に連れてくることができます。木下サーカスが利用しているのは、この特例です。 木下サーカス:日本で最も不幸な環境で飼われるゾウたち

【サーカスでの芸・7分】

  • ショーの間鼻はずっと上げたまま
  • 人を背中に載せて歩く
  • 鼻に人を乗せて歩く
  • 手をバタバタさせる
  • 椅子に座る
  • 椅子に立ってポーズ
  • 頭を振って土下座のようなポーズ
  • 鼻を使ってフラフープ
  • ショー後の写真撮影(800円)

【気づき】

  • 芸中はブルフックなど調教道具の利用はなかったように見えた
  • 写真撮影中もチェーンなどで繋がれていなかった
  • ゾウが本来するはずもない動きによって、体への負担がかなりかかっているようだった

ライオン・5名

木下大サーカス ライオン檻

【サーカスでの芸・15分】

  • オープニングのマジック
  • みんなでポーズ
  • 輪を潜る
  • ボールの上に乗って歩く
  • 猫のように転がる
  • 立ちながら手を動かす

【気づき】

  • 口が開いていて舌を出したりと呼吸が荒かった
  • ヨダレが出ている
  • ショーが始まる前外からでもライオンの叫ぶ声が聞こえる

ライオンは第二部すぐ(ショー開始から1時間20分後)

どうぶつのパフォーマンス

サーカスで働く方のインタビュー

ライオン調教師のアニマルトレーナーのマイケル・ハウズさんさんはインタビューで、以下のように述べています。

私にとって動物が一番で、私の人生そのものです。動物と接することは、毎朝歯を磨いて、ご飯を食べてといったことと一緒。それが私の人生なので、特別なことではありません。 引用:有名サーカスの舞台裏。ライオン調教秘話!団員は共同生活?3カ月で転校?

まとめ

2016年にキリンが引退してから、新しいキリンを利用していないのは素晴らしいと思います。

タイトルとURLをコピーしました