今回はよく質問をもらうヴィーガン子育てについて、2人目のお子さんを妊娠中で、ヴィーガン子育てをされている@veg_yummyさんと対談したときのことについてまとめてみました。
ヴィーガンについて↓
妊婦さんにおすすめサプリ
Garden of Life(ガーデンオブライフ)というブランドは野菜や果物から由来のビタミンのサプリメントで、ヴィーガン妊婦さんからも人気な商品です。livekindlyでも紹介されていました。日本からだとiHerbからも購入することが可能です。
- 妊婦用マルチビタミン
ホールフードマルチビタミンです。
- ビタミンD
キノコ類が苦手な方、つわりで外へもあまり行かず日光から十分にビタミンDを摂取できていない方はサプリで補うことも重要。
その他、葉酸や鉄分の栄養素も大切。栄養が摂取できているか心配な方はヴィーガン栄養管理アプリ「Plantevo」がおすすめ!
病院でのエピソード
特にアメリカでは、魚は控えるようにと指導されるようです。
ヴィーガンやプランとベースと看護師に伝えると、栄養素を心配されることもあるそうです。「卵=タンパク質」、「レバー=鉄分」などと思っている看護師もいるため、自分が代わりにどんなものを食べているの説明できるといいですね!ユミさんは野菜や豆からタンパク質を取っていると話したそうです!
また、看護師や医者に動物性食品を勧められたら、どうして勧めるのかと聞くのもいいかもしれませんね。
離乳食が心配
病院からはこれを食べよう、あれを食べようと色々勧められるから心配だと感じる方も多いようです。健康が心配な方は「健康って何?」や「フォークス・オーバー・ナイブス」をみるのがおすすめ。
参考になる本→Baby and Toddle Vegan Feeding Guide
英語のみですが、人への伝え方、何を食べたらいいのかなどのアドバイスがかかれた本です。
ヴィーガンの粉ミルク
日本の乳製品のアレルギー対応は乳製品由来のものになっていることがほとんどなので注意が必要です。Raise Veganのウェブサイトで紹介されていた粉ミルクはこちら。
- Baby’s Only Organic®
- Enfamil ProSobee
- Gerber® Good Start®
- Similac Soy Isomil
- Earth’s Best Organic® Soy Infant Formula
- Parent’s Choice Soy-based Infant Formula
日本から気軽に購入できるものだと、iHerbの「Baby’s Only Organic®」がおすすめです。
おすすめ本
ヴィーガン子育て中の方におすすめの本はこちら!
- 赤ちゃんはベジタリアン
- 食事のせいで死なないために
栄養素が心配な方、病気のカテゴリーごとにわかれているので、おすすめです。
- 世界を変えたくて僕を変えた
- 若杉ばあちゃんの一汁一菜子育て法
英語版のみですが、人にヴィーガンについて伝える伝え方についてなど詳しく記載があります。
雑誌・フェイスブックにコミュニティ
フェイスブックのコミュニティでは、悩みを相談することができ、お互いをサポートできるグループがあります。英語が話せる方はぜひグループに参加してみるのもおすすめです。
料理本
- あな吉さんの一番かんたんでおいしいゆるベジレシピ
英語のみですが以下がおすすめ!
- Help Yourself Cookbook for kids(絵がとても可愛い!)
- Plant-Power Families
- Chole
また日本語だと、ウェブサイトVEGAN子育て、クックパッドにもたくさんのレシピがあります!
絵本
- V is for Vegan
- Vegan is Love
- バナナわに
- バーバパパのはこぶね
- Animal Rescue
- 世界を変えたくて僕を変えた
高学年におすすめしたいのが、先ほども紹介した、『世界を変えたくて僕を変えた』
子育ての質問
Q:今食べないから大きくなってから食べるようになったらどうしよう?
→動物についてを話さず、親の考えのみで動物を食べさせていない場合は、子供が本来の意味を理解していない可能性があります。もともと動物が好きな子供は大勢いますし、「動物が大好き」という気持ちを大切にしてあげことが重要です。
家畜動物との触れ合いや教育は、ファームサンクチュアリへ行くのがおすすめです。鶏に餌をあげたり、豚と触れ合うことで、豚や牛も、ペットと呼ばれる動物たちと変わらないんだよと、教えてあげることができるのではないでしょうか。
日本のサンクチュアリー
- オープンセサミサンクチュアリ
- ハニーズサンクチュアリ
Q:友達と同じものが食べられない
「動物は友達だから食べないんだよ」と伝えてあげること、食べられるものと、食べられないものがあることも話し合うことで理解してもらえるのではないでしょうか。
Q:身長伸びるか心配
ヴィーガンでも問題なく身長が伸びている!平均以上だというお子さんもいます。栄養をしっかり食べていれば全く問題なく成長します。
食べ物の質問
Q:豆乳が嫌いな場合はどうしよう?
豆乳以外にも、アーモンド、オーツ、ライスミルク、カシューナッツミルクなどにトライしてみるのもおすすめ。
Q:豆やシードが嫌いな場合はどうしよう?
小豆なども豆だし、あんこをあげるのもよい。フードプロセッサーで潰してスープにするのもおすすめ。手作りチーズに入れる。ヘンプシードは小さくて食べやすく、栄養価も高いのでおすすめ。
学校について
Q:給食どうしよう?
学校の先生に相談するのが一番の解決方法。相談する人が増えれば増えるほど、社会や学校のシステムも変わっていくのはでないでしょうか。
子供と一緒に学ぶこと、小学校になったら動物についても話し合うことも重要です。「給食は動物さんが入っているけど、どうする?それでもお友達と一緒がいい?」と子供の意見をしっかり聞いてあげる親御さんが多いようです。
家庭によって様々ですが、給食は普通に学校のものを食べて、家ではヴィーガン食を食べているお子さんもいるようです。高学年には「世界を変えたくて僕を変えた」を読んで自分で学ぶことも大切です。
Q:学校で動物園へいくのは?
一度行ってみるのも、いい経験かもしれません。サンクチュアリや、ドキュメンタリーで見た自然界の動物と、動物園で過ごす動物たちの目や様子を見て、自分で感じたことを大切にするのも、実体験で学ぶことができます。
Q:周りからの目が気になる
周りの目が気になるから、動物を食べるというのもどうなのか考えなければなりません。「うちはうちのスタイル」というように、あまり周りの目は気にしなくてもいいのではないでしょうか。
誤解をまねかないためにも、ママ友や学校にも初めに伝えておいたほうがいいとのこと。ヴィーガンについて聞かれたら答えるというように、伝え方は大切だとユミさんはお話されていました。響き方は人によって様々、つまり人に合わせて内容を変えて話すといい。
頂き物はどうする?
日頃から周りにヴィーガンであることを伝えている場合、ヴィーガンでないものをもらうということは少ないです。相手に迷惑だと伝えなければ、無駄なお金を相手に使わせてしまうことにもなってしまいますし、初めから伝えることをおすすめします。頂いた場合は、食べる人にあげるという方が多くいます。食べる、捨てるという選択はしません。
まとめ
子供のときから、ヴィーガンの映画や本を読んだり、動物園ではなく、ファームサンクチュアリーに行って、牛や豚、鶏などと交流してみるのも素晴らしい教育だと思います。本来の動物が大好きだという子供の気持ちを尊重、サポートしてあげるのがいいのではないでしょうか。ユミさんありがとうございました!