最近「サステイナブル」「ゼロウェイスト」という言葉をよく耳にしませんか。この単語だけ聞いても具体的にはどんなこと?何をすればいいの?となってしまうかもしれません。
ニュースやSNSでもアマゾン熱帯雨林、オーストラリアの火災、気候変動マーチ、グレタ・トゥーンベリなどと環境問題について以前より人々の認識も増えてきたように感じますがどうでしょうか。1つでも聞いたことがあるのでは?
スウェーデンの環境活動家グレタさんのドキュメンタリーがU-NEXTで視聴できます。環境に関することを学びたいなら、こちらのドキュメンタリーもおすすめです。現在31日間無料キャンペーンがあるようなので、この機会にぜひ。
この記事では具体的にどんなことを実行すれば環境に優しい生活、エコでサステイナブルなライフスタイルを送ることができるのかについてまとめます。ぜひ実行できそうなことからやってみましょう。
食べ物
プラントベースの食生活
実は肉を食べることが環境問題につながります。去年、小泉環境大臣のステーキ発言で問題になったことは、ニュースで読んだり、見た方も多いのでは?詳しくはNetflixでぜひ「Cowspiracy」をみてください。わかりやすくておすすめです。
パーム油を避ける
インドネシアやマレーシアの熱帯雨林は、アブラヤシを育てるためにどんどん破壊されています。
フードロスを減らす
食べ残しをしないこと、スーパーの見切り品から野菜や果物を購入することも、フードロスを減らすための行動に繋がりますね。
季節の野菜を選ぶ
季節の野菜を選ぶことは環境を守ることに繋がります。
フェアトレード
強制労働、労働環境が悪いと問題になるカカオ、コーヒー、紅茶、チョコレート。ぜひフェアトレード商品を選ぶようにしてください。
日本では途上国で生産された日用品や食料品が、驚くほど安い価格で販売されていることがあります。一方生産国ではその安さを生み出すため、正当な対価が生産者に支払われなかったり、生産性を上げるために必要以上の農薬が使用され環境が破壊されたり、生産する人の健康に害を及ぼしたりといった事態が起こっています。
生産者が美味しくて品質の良いものを作り続けていくためには、生産者の労働環境や生活水準が保証され、また自然環境にもやさしい配慮がなされる持続可能な取引のサイクルを作っていくことが重要です。
フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。
プラスチックフリーのケトル
日常(家)
ゴミはきちんと分別する
生きている限りゴミはでます。せめて捨てるときぐらいきちんと分別し、リサイクルに協力しましょう。燃えるゴミ、燃えないゴミ、缶、ビン、ペットボトル、パック、トレイ、新聞紙など。
コンポストをする
アパートに住んでいる方は難しいかもしれませんが、庭がある人にはぜひ試してもらいたいなと思います。
Ecosiaを使う
グーグルやヤフーと同じように検索ができるサーチエンジンです。違いは、なんと検索45回につき1本の木を植えてくれるシステム。今日からEcosiaを!
本はデジタル版を利用
紙を大切にするためにもデジタルもしくは、ブックオフなどから購入するのもおすすめです。
使い捨てではなく何度も利用できるものを
例)掃除は雑巾や着なくなったシャツ、マイバッグ、マイタンブラーを利用したり。
シャンプーバーを使う
ラッシュやエティークは環境に優しく、動物実験もしていないヴィーガンなシャンプーバー。湯シャンもおすすめです。
シャワーは短めに
節水、節ガスのためにも、お風呂ではなくシャワー、そしてできるだけ短いシャワーを浴びるように心がけてみてください。
洗濯はセスキ炭酸ソーダやマグネシウム
環境にも優しいセスキ炭酸ソーダぜひ使ってみてください。化学繊維の服を洗濯するときは、洗濯によってマイクロファイバーが川や海に流れるのを止めるパタゴニアのStop! Mirco Wasteを使うのがおすすめです。
洗い物、歯磨き粉は重曹で
歯磨き粉は体にもよくないですし、食器用洗剤も地球を汚しています。重曹なら安全安心、そして地球にも優しい選択です。
電気は夜まで使わない
なるべく昼間はその光を利用して電気は使わないようにしてください。夜は早く寝るというのも環境に優しいですね。
竹歯ブラシを使う
日本ではまだあまり販売もないのですが、東急ハンズさんなどで購入できるようです。あとは、iHerbなどでも購入できます。
手作りスキンケア
グルセリン5mlに95mlの水を入れたものを化粧水、リックリクームを手作りしています。詳しくはこの記事を読んでください。
手、顔、髪、体は石鹸で
環境に優しい石鹸、詰め替え用の袋、プラスチック容器ゴミもなくすことができます。
冬は冷蔵庫なしで生活してみる
私たちは動物性食品を食べないので、腐ることもないため、秋冬は冷蔵庫なしの生活をしています。
サステイナブルなマットレス
日常(外)
マイボトルを使う
ペットボトルをやめて、水筒を持ちましょう。1日1本買う人なら1ヶ月で3000円以上も節約できますね。
お弁当を持参する
コンビニ弁当は便利ですが添加物の塊。体にも悪く、ゴミもでる。できるだけお弁当を持参、もしくはどこかお店に入って食べるという選択を。
交通機関を使う
車やバイクに乗らない、遠出をするときは電車や新幹線を利用したり、なるべく歩くようにしましょう。自転車もおすすめです。
買い物
マイバックを持っていく
レジ袋を断りましょう。2020年7月からついにレジ袋が有料化。海外ではレジ袋は禁止、使い捨てプラスチックも禁止と、日本はまだまだ遅れています。
できるだけ大きな単位で買う
粉、砂糖、塩といったものや調味料も大きな単位で買えばゴミが減りますね。
プラスチックに入った野菜を避ける
なかなか難しいのが現状ですが、スーパーでもバラで買うことができるものもありますよね。全部できなくても、できるだけプラスチックを減らす買い物を意識しましょう。
ファストファッションの服を買わない
ファストファッション(H&M、GUなど)安く服が買える裏には、アジアの途上国での強制労働や労働基準が悪かったり、給料の支払いがきちんとされていなかったりと様々な問題があります。さらに、服をつくることは水質汚染などの原因にもつながっています。
新しい服ではなく古着
環境問題にも繋がるファッション業界。今ある服を大切に、買うなら古着を選んでください。メルカリ、フリーマーケット、古着屋を利用がおすすめです。
日焼け止めは珊瑚に優しいものを
日焼け止めに含まれている成分が海のサンゴを殺しているのです。海に入らない人も、手を洗ったり、シャワーを浴びることで海に流れてしまいます。ぜひサンゴに優しい日焼け止めを選んでください。
サステイナブルよりゼロウェイストを目指す
環境に優しいものを購入するより、できればゴミを0にする努力、ものを買わない努力をしましょう。
カフェ
フェアトレードのコーヒーを選ぶ
フェアトレードについては先ほども説明しましたが、選択できるならフェアトレードのコーヒーを選びましょう。
牛乳を豆乳に変更する
畜産業、酪農業の引き起こす環境問題は深刻です。豆乳やアーモンドミルクを選びましょう。
マイタンブラーを持っていく
カップは飲んだらすぐゴミになってしまいますよね。マイタンブラーを持っていくと割引もしてもらえますよ。
ストローやフタを断わる
マイタンブラーがなくても、ストローやフタは断わるようにしてみてください。
冷たい飲み物でもカップに入れてもらう
プラスチックではなく紙カップに入れてもらえるか聞いてみてください。
マグカップを利用する
スターバックスやタリーズでは、店内で飲む方にはマグカップで提供してくれます。タンブラーがない方はぜひきいてみてください。
おすすめ本
まとめ
この中に今日からでもできそうなものがいくつかあったのではないでしょうか。ぜひできることから実践してみてくださいね。