陰キャでも言語取得はできる?

陰キャと言語習得 フランス語
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陰キャでコミュ力が低い私がどうやって言語を習得したかについて紹介します。

というのも、YouTubeやブログで紹介されているのは、もともと日本語でもコミュ力が高かったり、陽キャな人たちのアドバイスばかりなので、陰キャとして紹介させていただこうと思います。

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私について

結論から言うと、他の言語を話せるようになっても性格は変わりません。陰キャは陰キャのままです。ただ言語は陰キャであろうが問題なく話せるようになります。

陰キャあるあるかもしれませんが、人との会話が苦手なので、聞いていることが多い。つまり、インプットが圧倒的に多い。アウトプット(話す)が大切だという意見がたくさんあるのはわかっているのですが、ここではなぜインプットが大切なのかという理由を紹介します。

ポイント

自分の中で上達したと思うポイントは3つあります。

  • インプット
  • 丸暗記真似する
  • 仕事にする

インプット

陰キャあるあるかもしれませんが、人との会話が苦手なので、聞いていることが多い。つまり、インプットが多い。アウトプット(話す)が大切だという意見がたくさんあるのはわかっているのですが、ここでは私なりになぜインプットが大切なのかという理由を紹介します。

「アウトプットをする!」というのをよくアドバイスで見ますが、インプットが少ない段階でアウトプットばかりしているのは危険です。というのも、初期の段階で間違った文法や表現を使っているとその癖を治すのはなかなか難しい。

それに、間違った言葉や文法を使っていても、言語の先生以外は修正してくれないので、間違いに気づきにくいというデメリットが初期の段階のアウトプットにあると思います。個人的には初期のレベルこそインプットをたくさんして、レベルが中級になってから、アウトプットがいいのかなと思っています。

赤ちゃんは話して覚えるということを言う人も多いの思うのですが、私たち大人は赤ちゃんと同じ柔らかい脳ではありませんし、環境も全く異なります。言語の覚え方は赤ちゃんとは全く異なるので、「赤ちゃんと同じように」というのはあまり参考にならないかなと個人的には思います。あくまでも私の意見ですが。

話し方の分析

インプットをたくさんすることで、どのような性格の人はどのような話し方をしているかについて分析ができます。また、言語を勉強する上で、自分の好きな話し方を見つけることがまず大切だと個人的に思っています。日本語にも様々な話し方がありますが、もちろん他の言語にもたくさんのバリエーションが存在します。

例えば、私の場合SやFワードを連発する話し方、”You know”や”Like”の多用、”OMG”を多用するのもあまり好きではないので、そのような話し方が多い方の話し方は参考にしません。逆にそれが好きだという方はそのような話し方をする人のYouTubeを参考にしたらいいと思います。インプットを通して、自分の話し方の好みを理解することもできるので、まだその言語の話し方の違いがあまりわからないと思う方は、ぜひたくさんの方のYouTubeなどを見て、話し方の特徴を分析してみてください。

メモ

初級と中級の文法書を約5周ほどして文法を完璧に理解した上で、映画、ドラマ、YouTubeで英語を聞きまくりました。フランス語に関しては、ドラマや映画にあまり興味がなかったため、インタビュー動画、ニュース、リアリティ番組に焦点を当てました。初期の段階では聞き取りながらメモをとり、表現の使い方に重点を置いていました。会話を聞いて、どのタイミングでどの相槌や返事、ジェスチャーを使っているかなど、様々な種類の会話をたくさん聞くことで理解を深めました。高校生のときはディズニーチャンネルで英語を学んで、アメリカのTV番組などを見ていましたが、フランス語はあまり好きな映画はないのですが、ドラマならHPIとルパンが面白いです。あとはリアリティー番組がおもしろいので、おすすめ。

現代はとても便利な時代で、海外に行かなくてもコンテンツが手に入る時代です。もちろん、実践を重視したい場合は、個人レッスンのオンライン英会話などを利用することも可能です。カメラオフでレッスンを提供してくれる先生も多いため、カメラが苦手な人はそのオプションを利用するのも一つの方法です。また最近ではCHATGPTと会話ができるようになったので、そちらで練習するのもおすすめ。

丸暗記する

インプットしたりメモしたものを今度は実践していきます。トーンやアクセントも一緒に覚えるのは効果的で、気に入った表現などがあれば、丸暗記し、録音して自分の発音を聞いてみるのもいいと思います。丸暗記した表現をそのまま実際の場面で使ってみたり、一人でつぶやいてみたりします。

映画で使っている表現をそのまま真似してみるのもおすすめ。いざとなったときに、インプットが多いおかげで、頭の引き出しからポロッと出てくることも多いので、使ったことがない表現でもインプットで使うタイミングを丸暗記していたおかげで便利だったことが何度かあります。

フランス在住ですが、在宅ワークなのでフランス語を使うのは買い物ぐらいなのですが、日頃のインプットのおかげか、いざ話すことがあれば出てくるようになったので、フランスに来てインプットの重要性をさらに実感しました。

特にフランス語はトーンやアクセント、リエゾンなどがポイントになってくるので、表現などは丸暗記してしまったほうが便利です。

仕事で言語を使う!

陰キャこそ言語を仕事にしてしまったら伸びるかもしれません。学生の方なら特に英語を使えるアルバイトをするといいかもしれません。

私も観光地でアルバイトしていたのですが、外国人観光客が多かったので英語を話す機会が多くありました。特に〇〇城(名前は伏せておきます)ではお客さんとは90%英語で話していました。観光地付近のコンビニでアルバイトしていたときは、お城よりは少なかったですが、それでも一回のシフトで何度も話す機会はありました。

私のように友達作りが苦手で、一対一のコミュニケーションが苦手な方には特におすすめ。プライベートでは難しくても、仕事ならコミュニケーションするしかないので、仕事を語学の勉強に使っていました。

今も英語を母語とする友達はいませんが、仕事で英語を毎日話さなければならないので、それで英語を保っています。

留学予定のある方は、ぜひボランティアに参加してみてください。留学は陰キャにとって思っている以上に過酷です。特に高校留学は、みんな小学校や中学校から同じ学校ならすでにグループができているので、その中に入っていくのはかなりきついです。

私はバスケとピアノが得意だったので、音楽部とバスケ部に参加していました。あとはボランティアに参加し、1年でトータル100時間ぐらいボランティアをしていました。部活とボランティアに参加することで、話す機会を作っていました。コミュ力がほんとうに低いので、共通の趣味がないと会話が続かない(笑)またホストファミリーはおばあちゃん一人だったので、おばあちゃんとお話し、おばあちゃんのお友達の家でおしゃべりという、そんな生活でした。特にボランティアはいろいろな世代の方がいるので、インプットにもいいと思います。

まとめ

無理に陽キャにならなくても、言語を話せるようになることは可能です。無理に嫌いなことに参加したりして、精神的にとても辛かったので、陰キャとしての視点から意見をシェアしました。あくまでも私の場合なのですが、参考にしてみてくださいね。

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